こんにちは。らむねです。
長年連れ添った夫婦でも、時にお金が絡むと相手を信用できなくなったり、
意味のない言いがかりをつけてしまったり・・・。
今回は、そんなお互いを信じられなくなってしまった夫婦のお話です。
夫に入った遺産はいくら? 隠す夫と知りたがる妻
奥田二平さん64歳と佳奈子さん60歳は、今年で結婚40年目の夫婦。
娘2人はそれぞれ嫁ぎ、2人になってからは海外旅行など余生を楽しんで過ごしていました。
周りから見ても、夫婦仲が良いと言われていた奥田さん夫妻ですが
去年、二平さんの母が亡くなったころから2人の関係に徐々に変化が。
二平さんの実家は昔から東京都内に大きな土地を持っていたのですが
父が他界したときに発覚した多額の借金を返済するために、かなりの土地を売却。
それでも、マンションにしたり駐車場にしたりなど運用できる土地もまだまだ残っていました。
そして父が他界した後は、二平さんの兄である長男が実家を引き継ぎ、
母名義だったその土地の運用をしてくれていました。
遺産を気にする妻に嫌悪感・・・そして
母が亡くなり、いざ遺産分与となったときも、
兄と二平さんと妹でよく話し合い、兄弟でもめることもなかったと言います。
その一方で、佳奈子さんは二平さんの母が亡くなって間もなくしてから
遺産のことを気にし始めるように。
そんな佳奈子さんに二平さんは小さな嫌悪感を抱いたといいます。
その結果、二平さんは遺産について佳奈子さんに具体的な額は言わず
家の金庫で全額保管することに。
佳奈子さんは相変わらず遺産のことを気にしていましたが、
「無いものだと思って今まで通りに生活しよう」と二平さんは提案。
しかし、その提案が思いもしない方向に夫婦の関係を向かわせてしまいます。
(2017.11.13)